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TMB 152mm F7.9 3枚玉アポクロマート屈折鏡筒

TMBのD=152mm f=1200mm f/7.9 3枚玉アポクロマート屈折鏡筒(LZOS製OK-4スーパーEDレンズ採用)です。委託品となります。赤道儀(タカハシEM-400Temma2)は別売品です。

2003年に製作されたプロトタイプ5本の中の1本(No.101)で、ストレール比の実測値が5本の中で最高の0.989となっています。説明書の記述などより「peak visual null wavelength」(560nm付近)での測定値と思われます。

使用感は少なく、対物レンズの状態も若干のチリ付着がある程度で全体的にクリアです。対物フードは伸縮式です。対物キャップには若干の傷と打痕がありますが、問題なく実用できます。

質量(実測値)は、鏡筒のみ16.5kg、バンド+プレート2.6kg、対物キャップ0.2kg、トータル19.3kgです。

接眼部は2インチ対応で、延長筒とテレビュー製2インチ→31.7mmアダプターが付属します。ファインダーは付属しません。

ドロチューブの伸縮動作は極めてスムーズとは言い難いですが、頑丈・高剛性で実用上の問題は殆どないと思います。フリクション調整機構、ロック機構、回転機構が付いています。

鏡筒バンドとタカハシMプレート(使用感あり)が付属します。

説明書(トーマス・バック氏のサイン入り)、ストレール比実測データ(コピー)などが付属します。なお、TMB社におけるレンズの波面品質は、0.95ストレール以上(惑星レンズ品質)としていると説明書に記述されています。

頑丈なキャリングケースが付属します。接眼部の延長筒を外して収納します。

キャリングケースの一部に傷みがありますが、特に問題なく実用できます。


 以下、委託者様(現オーナー様)からのメッセージ(一部、当店で編集)です。

 故Thomas Back氏が光学設計を行い、実機でどこまで光学性能が出せるか露LZOS社に研磨させ、数回の試作を経て完成させたプロトタイプで極限まで光学性能を追求した一点物の超特A個体です。大袈裟に言えばTMB社の6インチ3枚玉アポの開発歴史に残る個体です。

 惑星実視でも素晴らしい見え味です。TOA150とサイドバイサイドで比較したことは無いですが、主観では勝るとも劣らないのでは無いでしょうか。タカハシミューロン300とは何回かサイドバイサイドで木星、土星で較べましたが、年に1回か2回あるかないかの絶好のシーイングを除いて本機の見え味が勝っていました。

 Thomas Back氏が同氏友人であるコロラド州在住の地質学者で天文愛好家(実名は伏せますが、CloudyNights投稿常連だった人)に譲り、現所有者は2010年頃に氏からAstromartを通じて購入しました。(付属する資料の中にAstromartで売り出された際の情報があり、売主の氏名も記載されています。)

 年齢的に重量鏡筒の運用が徐々にしんどくなってきており、次の世代の方にお譲りする事にしました。


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